越谷市にある最先端の日帰り眼科手術クリニック
かがやき眼科皮膚科クリニック
〒343-0823 埼玉県越谷市相模町3-244-9
Tel: 048-999-6071

当院の治療について

多焦点眼内レンズについて

多焦点眼内レンズ 白内障手術の際に使用される眼内レンズは、一般的に単焦点の眼内レンズです。単焦点とは、どこか一点にピントが合うという意味です。 そのため単焦点の眼内レンズが入っている眼は、遠方の見え方をを重視すると近方はピントが合わないために老眼鏡が必要になります。 逆に近方の見え方を重視すると、遠くを見るときには近視用のメガネが必要になります。 つまり単焦点眼内レンズの場合は、日常生活上何らかのメガネが必要になってきます。 それに対して、多焦点眼内レンズは遠方から中間まで、または遠方から近方までの距離にピントが合うように設計されたものです。 そのため、メガネへの依存度が大幅に軽減されます。 『遠くも近くもできるだけメガネを使いたくない』というニーズにまさにこたえる眼内レンズになります。


多焦点眼内レンズには大きく分けて2種類のタイプがあります。 ひとつはしっかり手元の方までピントが合うように設計されていますが、他方デメリットとしてとくに夜間の光のにじみを自覚しやすいタイプのレンズです。 もうひとつは、そういった光のにじみ感はほぼ感じませんが、手元の見え方は弱いタイプのレンズです。 どちらのタイプの多焦点眼内レンズがご自身に合うかについては、おひとりおひとりのライフスタイルなどに基づくため、診察時などのカウンセリングで決定していきます。


また、乱視矯正もできるようになった多焦点眼内レンズも選定療養として使用できます。 乱視が強ければ、たとえ多焦点眼内レンズを使用したとしてもあまり裸眼視力が出ず、結局眼鏡を使用する頻度が増えてしまいます。 術後に乱視がある程度以上残ると予想される場合には、乱視矯正機能のついた多焦点眼内レンズ(多焦点トーリック眼内レンズ)をおすすめしております。

単焦点眼内レンズの見え方

単焦点眼内レンズを使用した場合の見え方の一例です。
遠くの風景や壁掛け時計ははっきり見えますが、手元の携帯電話はぼやけて見えます。このように、遠くにピントを合わせた場合は近くがぼやけます。
遠方視
逆に、近くにピントを合わせた場合は、手元の携帯電話がはっきりと見え、遠くの風景や壁掛け時計はぼやけて見えることになります。
近方視


多焦点眼内レンズの見え方

それに対して、多焦点眼内レンズの場合遠くの風景と近くの携帯電話の両方にピントが合います。ティーカップのある中間距離は少しピントが甘くなりやすくなります。
MF見え方


多焦点眼内レンズのメリット

多焦点眼内レンズを使用した場合、例えば次のようなメリットがあります。


  1. 買い物の際に、値札を見ながら、遠くの陳列商品もはっきり見える。
  2. 新聞のテレビ欄を見ながら、テレビも見られる。
  3. 地図やガイドブックを見ながら、観光地の風景も楽しめる。
  4. ゴルフのスコアカードを見ながら、打球もはっきり見える。

多焦点眼内レンズにおける選定療養制度について

単焦点眼内レンズを用いる白内障手術は健康保険適用の治療となりますが、 多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は選定療養制度により使用することとなります。選定療養とは、健康保険の範囲内で行われる医療行為に加え、 医療を受ける方の希望により追加の医療サービスを受ける際、保険でまかなわれない部分については自費で追加負担しその医療サービスを受ける制度です。 国が認めた追加サービスのみが選定療養となり、これまでは差額ベッド代などがありました。2020年4月より、多焦点眼内レンズも選定療養となったため、 通常の白内障手術の費用に加え、自費で多焦点眼内レンズの費用を負担することで多焦点眼内レンズを使用することができるようになりました。

多焦点眼内レンズに関わる手術費用について

当院における多焦点眼内レンズの費用は以下の通りとなります(2026年11月1日以降)。すべて片眼の金額です。

波面制御型
Clareonビビティ 300,000円(税込)
Clareonビビティ(乱視矯正タイプ) 330,000円(税込)
3焦点タイプ(遠中近タイプ)
ClareonパンオプティクスPro 330,000円(税込)
ClareonパンオプティクスPro(乱視矯正タイプ) 360,000円(税込)
Clareonパンオプティクス 300,000円(税込)
Clareonパンオプティクス(乱視矯正タイプ) 330,000円(税込)
アクリバトリノバPro 270,000円(税込)
アクリバトリノバPro(乱視矯正タイプ) 300,000円(税込)
連続焦点タイプ(遠中近タイプ)
テクニス オデッセイ 290,000円(税込)
テクニス オデッセイ(乱視矯正タイプ) 320,000円(税込)
焦点深度拡張型
テクニス ピュアシー 300,000円(税込)
テクニス ピュアシー(乱視矯正タイプ) 330,000円(税込)

上記費用に加え、保険診療部分として片眼につき3割負担の場合55,000円、2割・1割負担の場合22,000円程度の費用(高額療養費の適応分を含む)がかかります。 なお、高額療養費制度により保険診療部分の費用負担が少なくなることもあります。

多焦点眼内レンズに興味を持たれましたら

多焦点眼内レンズには固有の特徴があります。また、多焦点眼内レンズが適する方、適さない方がいらっしゃいます。ご興味をもたれましたら、まずは担当医とご相談されることをおすすめします。


このページのTOPへ