プロペシアについて
プロペシア(フィナステリド)は、FDA(米食品医薬品局)認可の処方箋薬で1998年より処方が開始された、世界60ヶ国以上で販売されているAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。日本でも2005年に万有製薬から発売が開始され、現在では多くの医療機関で髪に悩む人に処方されています。プロペシアを入手するためには、リアップなどのOTC薬品(医師の処方せんがなくても薬局・薬店で購入できる一般用医薬品)とは違い医師の処方箋が必要となります。プロペシアは日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)において、AGAに対して行うよう強く勧められている治療薬です。
当院では、医師の診察のもとにプロペシアを処方しております。初診時は必ず皮膚科を受診してください。皮膚科受付時間はこちらをご確認ください。
プロペシアには保険適用はなく、全額自費診療となります。なお、プロペシアについてはお求めになりやすい後発品もございます。
プロペシアを用いたAGA治療の詳細については、MSDのホームページもご覧ください。
ザガーロについて
ザガーロ(デュタステリド)は、グラクソ・スミスクライン社が2015年9月28日に男性型脱毛症(AGA)治療薬として厚労省から製造販売承認を取得した医薬品で、プロペシアに次いで日本で発売された二種類目のAGA治療薬です。AGAの主要な要因は男性型脱毛症の発現に関与すると考えられているジヒドロテストステロン(DHT)であり、ザガーロはDHTを産生するために必要な5α還元酵素(T型およびU型)を阻害し、DHTが産生されないようにすることで、AGAを改善します。同じAGA治療薬であるプロペシアが5α還元酵素U型のみにしか効果がないのに対して、ザガーロはT型およびU型に双方を阻害する効果があります。そのため、プロペシアよりも作用が強力であると言われており、臨床試験の結果からは発毛効果が約1.6倍あるとの報告があることから注目が集まっています。
当院では、医師の診察のもとにザガーロを処方しております。初診時は必ず皮膚科を受診してください。皮膚科受付時間はこちらをご確認ください。
ザガーロには保険適用はなく、全額自費診療となります。なお、ザガーロについてはお求めになりやすい後発品もございます
ザガーロを用いたAGA治療の詳細については、グラクソ・スミスクラインのホームページもご覧ください。
AGA治療薬にかかる費用について
初診料 | 3,000円 + 消費税 |
再診料(初診から3ヶ月以内) | 1,000円 + 消費税 |
プロペシア28錠 | 8,000円 + 消費税 |
フィナステリド28錠 | 6,000円 + 消費税 |
ザガーロ30カプセル | 11,000円 + 消費税 |
デュタステリド30カプセル | 6,500円 + 消費税 |
検査費用等必要に応じて別途